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IT導入補助金が変わります

令和3年度補正予算IT導入補助金について

会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトについて補助率を最大3/4に引き上げ、PC、タブレット、レジ・券売機等の購入を補助対象に追加しています。
また、複数の中小・小規模事業者が連携して取り組む場合においては、これらに加えて、消費動向分析システム、AIカメラ等も補助対象となります。
https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/17365/

今回の大きな特徴は、

今年度の実績は、全般的に60%ぐらいで推移しています。
これが、次年度では次の項目で大きく変化する予定です。

・補助率が1/2から、最大3/4まで増えていること。
・コロナ対策ではなく、デジタル化基盤導入、インボイス・消費動向分析など、新たな社会改革に対応できること。
・消費動向等の分析で、来街者増や回遊性向上等を図り、生産性向上につなげること。

が変わります。

1.概要

新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、生産性向上に取り組む中小企業、小規模事業者を支援し将来の成長を下支えします。
そのため、中小企業・小規模事業者の設備投資、IT導入、販路開拓を支援する中小企業生産性革命推進事業について、現行の通常枠の一部見直しを行うとともに、新たな特別枠を創設し、成長投資の加速化と事業環境変化への対応を支援します。

2.成果目標

サービス等生産性向上IT導入支援事業により、事業終了後4年以内に、補助事業者全体の労働生産性の年率平均3%以上向上を目指します。

3.具体的な制度

インボイス制度導入への対応も見据えつつ、企業間取引のデジタル化を強力に推進。
(1)会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトに補助対象を特化し、補助率を引き上げ
補助率を通常の1/2から3/4に引き上げ(補助額50万円以下
補助率を通常の1/2から2/3に引き上げ(補助額50万円超~350万円)

(2)クラウド利用料を2年分まとめて補助、
昨今のITツールがクラウド化していることを踏まえ、最大2年分のクラウド利用料を補助。

(3)PC・タブレット、レジ・券売機等の購入を補助対象に追加
PC・タブレットについては、補助上限額10万円、補助率1/2で支援。
レジ・券売機等については、補助上限額20万円、補助率1/2で支援。

(4)複数社連携IT導入類型の創設
地域DXの実現や生産性の向上を図るため、複数の中小・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入する取組を支援する。

4.新たな類型

(1)デジタル化基盤導入類型
中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進するため、会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの導入費用に加え、PC・タブレット、レジ・券売機等の導入費用を支援する。
〇補助対象例
・ソフトウェア
パッケージ購入費、初期費用クラウド型の場合等、システム構築費、導入作業費、役務費導入支援、利用に係る費用2年分の月額、年額サービス利用料、システム保守費用
・ハードウェア
機器(本体・付属機器)購入費用、設置費用

(2)複数社連携IT導入類型
・商工団体等
商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合等
・当該地域のまちづくり、商業活性化、観光振興等の担い手として事業に取り組むことができる中小企業者又は団体
まちづくり会社、観光地域づくり法人DMO等
・複数の中小企業・小規模事業者により形成されるコンソーシアム
〇補助対象例
・基盤導入経費
ソフトウェア:会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト
ハードウェア:PC・タブレット、レジ・券売機等
・消費動向等分析経費
ソフトウェア:消費動向分析システム、経営分析システム、需要予測システム、電子地域通貨システム、キャッシュレスシステム、生体認証決済システム等
?ハードウェア:AIカメラ、ビーコン、デジタルサイネージ等
・参画事業者のとりまとめに係る事務費・専門家費

詳細は申請にかかる「公募要領」に記載されますので、発表までお待ちください。