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セキュリティ対策推進枠、IT導入補助金に新ジャンル

生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者等においてサイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや中小企業・小規模事業者等の生産性向上を阻害するリスクを低減するための支援を行います。

補助対象について
セキュリティ対策推進枠
通常枠
補助額 5万~100万円
補助率 1/2以内
機能要件 独立行政法人情報処理推進機構が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているいずれかのサービス
補助対象 サービス利用料(最大2年分)

https://www.it-hojo.jp/security/

いよいよ、2022年8月9日(火)より開始予定の「セキュリティ対策推進枠」です。
エモテッドに始まる、セキュリティ・インシデントが話題になっていますが、IT導入補助金にセキュリティ対策が補助金対象となりました。

公募要領には、他の通常枠やデジタル枠との両方申請も可能としています。
”本事業への申請はIT導入補助金2022の交付申請期間中、中小企業・小規模事業者等(1法人・1個人事業主)当たり 1 申請のみとする(交付決定についても同様)が、同期間中に交付申請受付中のIT導入補助金2022の通常枠(A・B 類型)、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)のいずれかまたは両方を申請し、交付決定および補助金の交付を受けることは可能とする。
ただし、通常枠(A・B 類型)またはデジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)のオプション及び本事業において「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を重複して申請することは不可とする。本事業の他に、通常枠(A・B 類型)、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)の申請を行う場合は、IT導入支援事業者と相談のうえ下記の事項に十分注意すること。”

中小企業といえども、インターネット接続している以上、
1)業種や事業規模を問わずにサイバー攻撃や不審なアクセスなどの脅威に晒されている
2)中には攻撃者が狙った企業に対して集中的に攻撃を仕掛けているといったケースも
3)ウイルス対策ソフトの導入といった既存対策だけでは攻撃を防ぎきれていない実態も明らかに、なってきています。

せっかくの補助金のチャンスなので、他のIT導入補助金の申請を考えている中小企業は、一緒に申請準備に入りましょう。