SNS広告と効果

スマホSNS

SNS広告と効果

国内ユーザー数はLINE7300万人、twitter4500万人、facebook2800万人、instagram2000万人と推定されます。
※推定人数は国内MAUであり、月に1度以上アクセスした人が、主にスマートフォンでどの程度利用されているかを判断しています。

このSNSの利用者に、自社の商品やサービスを買ってもらうために、SNS広告をむだなく投資するために、比較検討してみます。

1.サービスの特徴

(1)LINE
メッセンジャーとタイムラインの両方の機能を併せ持ち、国内では圧倒的利用数を誇ります。
(2)twitter
テキスト(140文字以内)メインで、若年層とリアルタイムのニュースに強いSNSです。
(3)facebook
実名制のSNSでビジネス系の話題や情報量は独断場です。文字だけでなく、画像・動画・LIVEとバリエーションが豊富です。
(4)instagram
主に画像と動画が主で、10代・20代女性に浸透しています。その結果として、飲食やファッションの話題が多い傾向になります。

2.広告の種類

(1)LINE
LINE Ads Platform(運用型タイムライン広告)、LINE@(直接通知)、企業スタンプ等
(2)twitter
プロモツイート(投稿を広告配信)、プロモアカウント、プロモトレンド(イベント等を告知)
(3)facebook
基本的にはインフィード(タイムライン表示)広告。リンク広告、カルーセル広告、キャンバス広告等
(4)instagram
インフィード(タイムライン)広告のみ。写真広告、動画広告、カルーセル広告、ストーリー広告

3.ターゲティング

(1)LINE
年齢、性別、地域、興味関心(利用履歴で推測)、リターゲティング(広告したいサイトにアクセスしたことがある人に向けて配信する手法)で設定が可能
(2)twitter
属性だけでなく、イベント連動、特定の人のフォロワーなども設定が可能
(3)facebook
性別、年齢、趣味、アクティビティ、学歴、役職、所属グループ等詳細に設定が可能
(4)instagram
FB連携者はFB同様。インスタのみも地域、年齢、性別、趣味等で設定が可能

4.課金方法

SNSでの一般的な課金方法は
(1)CPC(Cost per Click)=クリック課金
(2)CPM(Cost per Mille)=1000(Mille)回表示ごとに課金
(3)インプレッション課金=表示ごとに課金
(4)CPI(Cost Per Install)=アプリなどインストールごとに課金
(5)CPA(Cost Per Acquisition)=1件の成果を獲得するコスト(成功報酬型)

次に各SNSごとの主な課金方法
(1)LINE
画像=CPC、動画=CPM、VIDEO AD=インプレッション課金
(2)twitter
CPCなどアクション課金。月額固定=9900円も登場
(3)facebook
CPM、CPA、CPCがある。CPAは「いいね!」等選択可能
(4)instagram
CPM、CPC、CPI、動画は10秒間以上の再生

5.広告の特徴

(1)LINE
LINE@という1対1のメルマガのような手段があること
(2)twitter
リツイート等の2次拡散無料(非課金エンゲージメント)、自動運用プラン
(3)facebook
登録時の詳細な情報と投稿内容を元に、詳細なターゲティングが可能。BtoBにも強い
(4)instagram
「インスタ映え」するスタイリッシュ、もしくは可愛い写真や動画の効果が高い

ターゲットについて

SNSは生活に浸透してきて棲み分けが出来つつあります。そして広告される商品にも個性があり、商品やサービスの購入の結果につながります。

1.商品とSNSには相性がある

広告力ではLINEがダントツです。LINEはすでにインフラに近いほどの高く普及しており、業種問わず広告効果が出ます。

Twitteは「ツイッター見て商品買う」状態に近づいており、美容・本だけでなく、面白雑貨・100均グッズは非常に強いです。「それ面白そう買ってみよう」と飛びつけるぐらいの値段のものが効果的です。

Facebookは、BtoBなど情緒より機能重視の商品に強く、自分磨きや自己啓発的な商品、セミナーなどが注目されています。

最後はInstagramで、インスタからの影響力が増加しつづけています。強い商品はファッション、美容、食品などです。

2.性別や年齢別の特徴

SNSを見て商品を買っている人はあまり多くありませんが、サービスごとに性別や年齢別で特徴が出ています。

LINEは性別や年齢問わず高い浸透力があります。
Facebookは男性には響くようですが、女性にはあまり響かないようです。消費者というよりは、お仕事の顔でチェックするのがFacebookなのでしょうか。

10代はSNSやアプリのプッシュ通知が強い傾向ですが、20代以上ではメルマガが2倍ぐらいの数字となります。広告業界的に「BtoCのメルマガはもう終わり、BtoBで一部生き残る」と言われていますが、メールが生き残る限りメルマガもまだまだ有効な手段です。

3.メルマガは現役か

スマホとメルマガ

SNSは消費者への一定の影響力があるが、商品を買う広告効果で考えるとメルマガが強いです。
デジタルネイティブ・スマホネイティブな若年層=SNS、それ以降の世代=メルマガ、IT革命前の世代=雑誌や新聞というイメージとはなっていません。

「商品購入につながった」から見ると、一番がメルマガで圧倒的な数字となっています。なんとSNSは、メルマガの5分の1程度しかありません。
またアプリは、チラシアプリ・ECアプリ・ブランドアプリなど、一定の効果が確認できます。

SNSっぽいHTMLメルマガが増え「インスタっぽいオシャレな写真と割引クーポンが付いているメルマガが多い」。メルマガは定価で洋服を買うことがない若者にも説得力があります。

ハイブリッドな広告戦略

NGコメント

メルマガはまだまだ現役ですが、SNSの影響力も必要です。そこで大手の広告メディアは動画サイトも含め、ターゲットとする年齢層によって配分を変えるハイブリッド戦略を実施しています。

伝える情報はSNSらしく「生の声」「リアルな感想」にシフトしており、過去の「スタッフコメント」は存在が消えかけています。※特に女性層は「スタッフコメント」に反応しません。

「スタッフコメント」に反応しない女性層には、その代わりの「クチコミ」には反応します。また、若年層には「動画」への反応数字が高いため、生の声がリアルに伝わる「素」「リアルな感想」が購買には重要な要素となっています。

つまりSNS広告のキモは、生の声がリアルに伝わる「素」「リアルな感想」をいかに多く提供できるかが、カギになります。

以上